活動紹介

里山整備と学習会

定例の里山整備について：毎月第2日曜日　9:00-11:00　里山ガーデン集合
雨の場合は中止します。ボランティア募集チラシ

平成27年度住民参画型里山林再生事業で散策路(Map)を新たに整備しました。

2015年度の外部団体の里山ガーデン利用実績
5月9日　TV朝日取材
5月28日善通寺OGの会の訪問
8月1日　たこ焼きキャンプの一環で福島の小学生が訪問
8月7日　兵庫県立大学附属中学生徒訪問
11月3日　兵庫県高等学校教育研究会生物部会西播支部・兵庫県生物学会西播支部　里山観察会

里山地域を造っていくことを目指すカフェ（8回シリーズ）を開講します。

里山地域づくりカフェ

市川沿いの田園地帯は、自然が豊かであるばかりでなく、歴史のある町並みが多く、文化財も多くみられます。

里山は放置しておくと、草や木々が生い茂り（植生の遷移により）、人が入れるような状態ではなくなります。里山は昔から人間が生活のために薪木を切ったり、山菜などの食料を得るために手入れを行ってきました。ところが、近代に入り、人々の生活スタイルが大きく変化したことや（燃料革命）、維持管理する人手が不足したことから放置される森林が増えた結果、土砂災害の発生・生物多様性の減少・景観の消失といった問題が発生しています。里山放置林管理の目的は、（１）生物多様性保全、（２）地域固有の郷土景観の維持、（３）生涯学習の場の創出、（４）レクリエーションの場の創出、（５）土砂災害の発生防止とされています。当研究所では、ボランティアの方々の力をお借りして、地域の方々が安心して利用できる里山作りに励んでおります。身近に豊かな自然があるということに気づいていただければ幸いです。

毎月第2日曜午前中に作業を行っています。

里山ガーデン（野外フィールド）

兵庫県立大の学生による「海と空の約束」の紙芝居朗読会

県立大生のプロジェクトが建築した「ツリーハウス」と広場で遊ぶ子どもたち

県立大生とネームクラフト作り

熊谷宅の洋風ガーデンでの地域交流イベント

　はりま里山研究所は、「野外フィールド」と「室内学習施設」の外と内を活用した環境学習を行っています。兵庫県姫路市香寺町須加院姫ヶ丘の住宅地の裏山および熊谷宅の洋風ガーデンを合わせて「里山ガーデン」と呼んでおり、生涯学習やレクリエーションの場の創出を目指しています。一方、「里山ラボ」と呼んでいる屋内学習施設とは、里山ガーデンから歩いて3〜5分ほどの場所にある一戸建ての住宅のことで、室内でサイエンス・カフェやキッズ・サイエンス・クラブ、環境芸術展を開催しています。「外」と「内」を活用した環境学習を行っている団体はそれほど多くはないように思います。

環境学習イベントの開催と自然体験フィールドの提供

2013年12月念願の里山ガーデンと香呂南小学校を結ぶ散策路がついに開通しました。今後、校区の子どもたちと関わりの深い里山になることを願っております。

このあたりの森林や田畑は、かつて和辻哲郎が幼年期を過ごした里山です。スタッフが関連資料を収集しましたので、興味ある方はこちらのページをご覧下さい。

☆散策路開通☆

☆和辻哲郎の里山☆